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川原林工務店は、伝統技術を活かした木造住宅を手掛けています。

木の家01

平成21年、長期優良住宅の認定制度が開始されました。長期優良住宅は簡単に言うと「長もちする良い住宅」という意味です。
長期優良住宅の認定制度には「いいものを作って、きちんと手入れして、長く大切に使う」というスローガンがあります。ですから、認定をうけるには、高品質な住宅を建て、維持管理をきちんと行い、メンテナンスやリフォームの情報管理を行う必要があります。それは、中古住宅の売り買いのしやすさにも繋がっていきます。
認定制度の背景には、「地球環境を守ろう!」「住生活を向上しよう!」という切実な2つの目的がありました。

多世代にわたって住宅を受け継ぐということ。

まず、地球環境について言うと、温室効果ガスの一つである二酸化炭素ガスを削減する必要があります。
極端な例ですが、今まで100年に3回の住宅解体のゴミ焼却が必要だったものが、住宅が長もちすることによって、100年に1回ですむとなると、それによって大気中の二酸化炭素を減らすことができます。

そして、住宅費用負担の軽減です。現在、日本の住宅の寿命は30年程度と言われています。ちょうどローン返済期間を過ぎる頃、住宅の解体建て直しという繰り返し・・・。

これでは、いつまでたっても住宅に係る費用から逃れられません。住宅が耐久性や耐用性を考えて建てられるようになると、多世代にわたって住宅を受け継ぐことができ、次世代は住宅を建て直す必要はないため、その分の費用で余暇を楽しんだり別荘を建てたりといった「ゆとり」を感じることができるでしょう。

住宅の売買という観点からは、土地と住宅とでは、その資産価値が土地に偏りすぎているという問題もあります。現在の不動産売買は、土地の上に住宅が残っていると解体費用分を差し引いて取引されるような状態です。
新築時に何千万円もの価値のものが30年で価値がゼロになるなんて、しかもそれが、日本特有だなんて、許し難いではありませんか。もし、住宅にもある程度の資産価値が認められるようになれば、老後の生活設計に住宅資産を取り入れることができます。
(社団法人 日本木造住宅産業協会HPより参照致しました)

長持ちする良い家、それは「木造軸組み工法」の家です。

木造軸組住宅の重要な構造部分を担当する材料である木材は、鉄やコンクリートの建築用の構造材料に比べると強いのでしょうか、それとも弱いのでしょうか?材料の強さを図るために、その材料を引っ張って引きちぎれにくいか(引張り強さ)。木材は、自然のものなので、1本1本の性質にバラツキはありますが、それにしても、圧倒的に鉄やコンクリートなどよりも強い事が分かりますよね。

そして、地震に対して同じ強さの家を違う材料で建てた場合、一番軽くできるのは、木の家です。軽くできるということは、地震に優位に働きます。なぜなら、地震力は重さ(住宅の自重や家具などの積載荷重など)に比例して働くことから、軽い建物にはあまり大きな力が掛からないためです。軽い建物が地震に強いというのは、日本では昔から知られていたことで、滋賀県にある彦根城には、地震の間という建物があり、造作もなるべく軽く工夫しているそうです。軽いということは、他にも、建てるときの建てやすさや、材料を運ぶときに省エネルギーで済むというメリットがあります。

木の家01

これが、木造軸組工法による建築です。

木の家02

コンクリートの基礎に「檜の土台」を取り付ける。これが、川原林工務店のうりです。

ベテラン職人から「伝統技術」が継承されています。

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